トラックボールマウスの購入を検討しているけど、イマイチどれがいいのか分からないって人も多いと思います。
トラックボールマウスには、代表的なもので、『親指操作タイプ』と『人差し指操作タイプ』があるのですが、私は人差し指操作をおススメします。
ここでは、
- 『親指操作タイプ』と『人差し操作タイプ』の構造の違い
- 『親指操作タイプ』と『人差し操作タイプ』の操作性の違い
- おススメの『人差し指操作トラックボールマウス』
の3つを、『指の構造』を専門的に考慮しながら解説していきます。
手首で動かす『従来型のマウス』よりは負担が軽くなるのですが、選び方を間違えると腱鞘炎になるリスクもあるので、購入の際は注意が必要です。
『親指操作タイプ』と『人差し操作タイプ』の構造の違い
最初に、その構造の違いを同じ会社の製品で見てみましょう。
【親指操作タイプ】
【人差し指操作タイプ】
画像引用:ELECOMホームページ・トラックボールマウス一覧より
同じ会社の物でも、ボタンの配置が大きく変わっていますね。
それにより、ボタン操作も変わってきます。
クリックの違い
- 親指操作タイプでは従来通り、人差し指でクリック・中指で右クリックができます。
- 対して人差し指操作タイプでは、親指でクリックする事になります。
この比較だけで言うと、「親指でのクリックは慣れないから使いにくそう」と思われそうですが、全くそんな事なくて、使い始めてすぐからスムーズにクリックができます。
また、親指にはチルトホイールやボタンが触れた状態なので、クリック動作をしやすい状態になっています。
『親指操作タイプ』と『人差し操作タイプ』の操作性の違い
それは、『親指の動き』と『人差し指の動き』の差とも言えます。
指の構造の違い
そもそも、親指と人差し指では構造が違います。
指の先から関節を第1関節・第2関節…と数えていくと、人差し指の第2関節に当たる部分が親指にはありません。
また、親指では人差し指では動かない手首付近の関節も動きます。(下図の4)
加えて、お互いにある(3)の関節は動きに差があります。
人差し指ではクルクルと自由に動かせるのに対して、親指は曲げ伸ばしだけに限られています。その変わり、親指は(4)の関節でクルクルとした動きをすることができます。
結局は、お互いに第1・第2関節で曲げ伸ばしをし、第3関節でクルクル回すという動きをします。
トラックボールマウスではボールを転がして操作するので、このクルクルの動きが重要です。
つまり、親指の4と人差し指の3の関節ですね。
重要な関節とボールとの位置関係の違い
ボール操作のしやすさについては、この関節とボールの位置関係が重要になります。
位置関係が近ければそれだけ操作しやすくなり。逆に、位置関係が遠ければそれだけ操作しにくくなります。
この位置関係が、親指操作タイプは人差し指よりも遠くなっています。
つまり、人差し指の方がボールの操作がしやすいという事ですね。
長時間使えば使うほど、その違いが分かってきます。
また、操作しにくい親指で操作を続けると、腱鞘炎のリスクがあります。
人差し指操作トラックボールマウス一覧
人差し指で操作するタイプのトラックボールマウスはたくさんありますので、まとめてみました。
エレコム ワイヤレスマウス トラックボール 人差し指用 8ボタン ブラック M-DT2DRBK
エレコム 有線マウス トラックボール 人差し指用 8ボタン ブラック M-DT2URBK
エレコム トラックボールマウス 無線 大玉 8ボタン チルト機能 ブラック M-HT1DRXBK
エレコム トラックボールマウス 【3年保証】 有線/無線/Bluetooth 3種の接続方式対応 人差指 中型ボール 8ボタン チルト機能 ブラック M-DPT1MRXBK
沢山の種類がありますが、私のおススメはこれです。
エレコム ワイヤレスマウス トラックボール 人差し指用 8ボタン ブラック M-DT2DRBK
エレコム 有線マウス トラックボール 人差し指用 8ボタン ブラック M-DT2URBK
圧倒的な機能性の高さが売り!ボタンが8個も付いていて、便利すぎますよ♪