ILIFEのロボット掃除機は低価格なのに高性能で『コスパがいい!』と評判ですが、色々な個性を持つ製品があり、いい意味で買う時に大いに悩ませてくれます…!
私も、A6とA7のどちらがいいかで迷いに迷って比較し検討を繰り返したので、その経験が他の人の役に立てばと記事にしました。
A6とA7の比較
左:A6 右:A7
見た目や本体サイズから、機能や操作性まで様々な項目で比較した結果です。
見た目はA6がいい
上にある画像で見ても、A6の方が洗練されたデザインであることは明確ですね。
強化ガラスを利用し、高光沢に仕上げたジェットブラックカラーは、優雅さと高級感を感じます。また、ボタンを1つ配置しただけのシンプルな見た目は、オシャレな空間を邪魔しません。
対してA7は銀色の粉をまぶしたブラックカラーで、少しメカ的な印象を受けます。
モニターと5つのボタンがあり、デザイン性よりも本体での操作性に特化した外観になっています。オシャレさを求める人には少しおススメしにくいデザインかなと思います。
もちろん、A7の見た目の方が好きって人もいるでしょうけどね。
サイズ・重さはA6の勝利
【A6】
・サイズ:直径310mm
・高 さ:72mm
・重 さ:2.5Kg
【A7】
・サイズ:直径330mm
・高 さ:76mm
・重 さ:2.6Kg
比べてみてみると、A7のほうが一回り程度大きめになっています。
特に注目してもらいたいのが、高さがA6は72mmでA7が76mmと、A6の方が高さが低くなってる所です。
ソファーやベッドの下に潜り込んで掃除してくれるのがロボット掃除機のいい所の1つなので、ロボット掃除機の高さは低ければ低い方がいいんです!この点から、サイズはA6の方が勝利と判定しました!
バッテリーは引き分け
A6もA7も、ともにリチウムイオンバッテリーの2600mahが使われています。
バッテリーの容量に差は無いので、あとはどう使うかによって変わってくると思います。
ダストボックス容量はA7の圧勝
ダストボックスには大きな差があり、A6の0.3Lに対して、A7は倍の0.6Lも貯めていられます!
1度に0.3Lや0.6Lもゴミを集めることはよっぽどの事だと思いますが、ロボット掃除機を初めて使った時はなかなかスゴイ量のゴミが取れるので0.6Lの方が安心です。
ちなみに、初めてA7で掃除した時の1回分の量はこんな感じでした。↓
今まで1度も掃除機をかけていなかったソファーの下も、潜り込んでキレイにしてくれたのでこんなに取れたんだと思います。また、毛が長いカーペットをブラシでかき出しながら掃除してくれるので、普通の掃除機では取れていなかったホコリなども取れたのかな?とも思います。
部屋がキレイになってきた証拠だと思います!
メンテナンスはA7の勝利
ダストボックスの容量はA7の方が大きいので、ゴミを捨てる頻度はA7の方が少なくて済みます。
ブラシに絡まった髪の毛を取ったり、フィルターに付いたホコリを取ったりする必要はどんなロボット掃除機にも同じようにありますが、ゴミを捨てる頻度は物によって違います。
これは、購入する際のポイントになると思います!
値段はモノスゴク高いですが、iRobotのルンバにはゴミを自動で回収してくれる物もあります。
いい機能ですが、値段が高いのはネックです…。
操作性は引き分け
【A6の操作】は、
- 本体
- リモコン
の2つで出来ます。
1:本体での操作は、ボタンが1つだけなので『AUTOモード』のスタートと、2回連続で押した時の『ミニルームモード』しか出来ません。
2:その代わり、リモコンでは全ての機能を使うことができます。
【A7の操作】は、
- 本体
- リモコン
- スマホ
の3つで出来ます。
1:本体にはモニターと5つのボタンが付いており、本体だけでも色々なモードが操作できるし、予約掃除の設定もできます。リモコンの電池が切れていても安心です。
2:リモコンはA6に比べると、モニターが無い分機能が劣りますが、予約掃除の設定以外は全て使えます。
3:A7では、新機能としてスマホでの操作が可能です。(Wi-Fi環境・専用アプリが必要)
このように、A6・A7で操作性が多少変わります。
・A6はリモコンで主に操作する
・A7はアプリと本体で操作する
この違いがあるので、あとは自分の好みに合わせるのがいいでしょう。
掃除性能はA7の勝利
『掃除性能=どれだけゴミを集められるか?』ですが、これは間違いなくA7の方に軍配が上がります。
と言うのも、ILIFEのロボット掃除機はCyclonePower清掃システムというシステムでゴミを吸い取りますが、A6は第2世代なのに対し、A7は第3世代に進化しているからです。
はっきり言うと、私もどれだけの変化があるかは分かりません…。でも、進化しているのであれば劣っているはずが無いんです!
また、連続清掃時間がA6で最大90分なのに対して、A7は最大120分と30分の差があります。長く掃除できればそれほどゴミの取り残しが減ると言えます。
更に言うと、ダストボックスのサイズにも差があるので、A7の方が多くのゴミを吸うことが可能です。
A6にしかない機能
何といっても、『バーチャルウォール機能』です!
赤外線で見えない壁を作り、そこを超えないようにする事ができます。
これ、A7には無いんです。A6独自の機能なので、この機能が欲しい人はA6を選ぶべきです。
A7にしかない機能
進化した操作性!『スマホで操作できる機能』です。
専用のアプリを入れて、Wi-Fiで繋ぐと全ての操作をスマホからできます!
特に、スケジュール清掃の設定はスマホからやる方がやりやすいので、細かく設定をして使いたい人にはおススメです!
ILIFEのA6がおススメなのはこんな人
ずばり、A6は2万円台でバーチャルウォール機能が欲しい人におススメです!
また、Wi-Fi環境が家に無い人もこちらの方がおススメですね。
ILIFEのA7がおススメなのはこんな人
ずばり、バーチャルウォールと水拭きが必要のない人はA7がおススメです!
とにかく、基本性能はA7の方が上ですからね。
ILIFE アイライフ A7 ロボット掃除機 お掃除ロボット Wi-Fi機能付き アプリ対応
番外編:拭き掃除が必要ならこっち!【A9s】
ILIFEのロボット掃除機は高性能なのに低価格なのでどれもいいのですが、A6・A7以外にもおススメできる機種があります。
それがA9sです!
これは、A6のバーチャルウォール機能とA7の清掃能力を兼ね備えていて、さらには水拭きまで出来るんです!
しかも、カメラで部屋の構造を360度把握して、掃除の重複や残しを限りなく減らしてくれるし、部屋のマッピング機能まであるので進化しすぎなんです!
他の会社のロボット掃除機でこの性能であれば、5~6万は超えますが、A9sは3万円台で買えます!
【Amazon.co.jp 限定】ILIFE A9S ロボット掃除機 吸い・ 拭き両用 マッピング アプリ対応可能
※今のところ、Amazonでしか取り扱いが無いようなのですが、楽天市場とYahoo!ショッピングにはILIFEの公式通販ストアがあるので、すぐに取り扱いが開始されると思います。
以上、A6とA7の比較でした!
A7の使用レビューは↓にまとめています。