「うちの旦那(彼氏)、私が話しているのに全っ然っ聞いてないの!私はくだらない話でも聞いてやってるのに!!」
って、常日頃から思っていませんか?
今回、この『男が話を聞かない現象』について、理由と対処法を解説させていただきます。
男が話を聞かなくてムカつく
いきなりではありますが、男歴30年以上の私『ノータ』が全ての男を勝手に代表して謝罪させていただきます。
「いつも申し訳ありませんっ!!」
ですが、
恐れながらに申し上げますと…
男なんて、マジで子供なんです。
男の立場でこんなこと言うと女性から批判されるかもしれません。しかし、恐れながらに言わせていただきますと…
その子供みたいな男に期待をしても、ストレスが溜まるだけなんですよ…。
いや、本当にすいません。
女性:「じゃー、子供みたいに甘やかせておけばいいの?」(怒)
という訳でもないんです。
『女性は海』だとよく例えられます。
大きく、美しく、時に穏やかに、時に荒々しく、全てを包み込む。
そんな大きな存在だと思います。
全ての男は女性から産まれていますから、産まれながらに男が女性に勝てるわけがないんです…。
そういう宿命なんです。
-SPONSORED LINK-
男の扱い方
そんな偉大な女性に、男の立場から男の扱い方をお教えしますと
一言に集約されます。
↓
『手のひらで転がしてください!』
※注※ ドМな訳ではありません。
- 偉大な女性様が、男を立てる必要なんかないんです。立てているフリでいいんです。
- 偉大な女性様が、男に優しくする必要なんかないんです。優しいフリでいいんです。
- 偉大な女性様が、男につくす必要なんかないんです。つくしてるフリでいいんです。
北朝鮮の指導者賛美のようで俄然あやしくなってきたので、本題に戻ります。
『手のひらで転がす…』
言うのは簡単ですが、実際にするのは難しいと思います。
男は子供な癖にプライドだけは仙人レベルですから。すいません。
そのために必要な事は、
- 男と女の違いを知ること
- 男への具体的な話し方のテクニックを知ること
だと思います。
以下にまとめておきます。
男と女の違い
男と女は、同じ人間ではありますが『違う生き物』として考えてもらった方がいいと思います。
犬が電柱にオシッコして怒りますか?飼い猫が仕事の邪魔をして怒りますか?
そのレベルです。すいません。
男は察する事ができない
男と女の違いで大きな事に、『察する事が出来るか・出来ないか』というのがあります。
女性が「あー、これやって欲しいな」とか「こう言って欲しいな」とか思っていても、男は気づきません…。
例えば、女性が専業主婦として家事を全てやっている家庭で、熱があるのに茶碗洗いや洗濯をしているとします。
女性からすれば、「熱があるんだから今日くらい代わってくれてもいいのに」と思いますよね?
でもその状況で「僕がやるよ。」と動ける男は少ないのが現実です。
しかし、その状況で、「今日は家事を代わりにやってくれない?」と言えば、
ほとんどの男はやります。
このように、自らやれない・言われなければ気付かないのは、『察する能力』が女性に比べて極端に低いからです。
男からすれば、「何も言わないし、熱があっても家事が出来ないほどではないんだな。」と決めつけてしまうんです。
女性からすれば、「察してよ!」と思うかもしれませんが、
『無理してやっていて、助けを期待している』
なんて思ってもいません。
自分で書いていて、私もギクッとしています。
優しくないな~と思います。でも、その瞬間は思えないんです…。
そして、ヒドイ事に男は「そんなにキツイんだったら、言ってくれた良かったのに」と、家事が終った後で言います。
これが女性からすると「ふざけんなヴォケ!!」になるんですよね?
それで女性は不機嫌になり、男は不機嫌な態度をとられた事で腹を立てます…。
ケンカ勃発
”男は察する事ができない”の対処法
思った事はなるべくストレートに言ってください。呆れてしまわれるかもしれませんが、『マジで察する事が出来ないんです。でも、言ってくれたらやるんです。』
ごめんなさい。
パートナーが熱があってキツイのであれば、休んで欲しいのが本音です。
そんな時くらい、こき使ってください。それで腹を立てる事はありません。
ただ、すべき事を明確に言ってもらえたら助かります。
思っている事をストレートに言って、手のひらで転がしてください。
男はボケっとする
男に話しかけても返事がなかったり、ワンテンポ遅れて「えっ?うん。」などの、気持ちのこもっていない返事がきて、ムカつきますよね?
あの瞬間、男はボケっとしています。
ただ、このボケっとは悪い事では無いんです。男は一つの事から次々連想させて、考えを発展させていくものです。
発展と書きましたが、考えが反れて全く関係ない事を考えていたりします。
しかしこれは、男の脳の正常な機能なんです。
全く関係ない事を考えていて、そこから最初に考えていた事の『答え』にたどり着いたりもします。理系に男が多いのは、このような脳機能があるからとも言われています。

男の考え方
対して女性は、現在の状況をマルチにとらえる事が出来ると言われています。
何人もの友人と同時に話したり、テレビを見ながらSNSをしたり、料理を同時にいくつも進行したりができます。

女性の考え方
植物に例えると、『男は真っすぐ伸びるサボテン』で、『女性は枝葉を伸ばす木』のような感じです。
男は
- ボケっとしているように見えて、何かしらをちゃんと考えているんです。
- ボケっとスマホを見ているようで、そこから連想する事まで考えているんです。
ボケっとしている間、その事しか考えていないので話しかけられても聞いていないんです。
正確には、聞こえていないんです…。
シカトしているわけではありません!
”男はボケっとする”の対処法
女性のようには色々な事を同時に認識できない男に、いきなり本題を話すのは避けてください。
すいません。
男は、スマホで天気予報をみながら、頭の中では連想ゲームのように
『天気予報』
→ 明日雨かー
→ 晴れてくれないと釣りいけないな
→ 雲を消せないかな
→ なんか、そんな映画あったな
→ 映画と言えば、最新作みてないな
→ ヒロインが可愛いんだよねー
→ 名前なんだったかな?
→ (終わらない思考…)
とかなっています。天気予報から、映画のヒロインの事にすり替わっています。
まぁ、どうでもいい事を考えているのがほとんどですけどね。
「マッチョになりたい」とか…。
なので、
まずは自分に意識を持ってくるようにしてください。
抑揚なく、「ちょっと話があるんだけど」とか言えば、男はドキッとしてあなたの話に集中しだします。w
しかし、もし待てるのであれば、ボケっとしていない時に話しかけてください。
ボケっと考えている時に、重要なことを考えていることもあります。
重ねて言いますが、ボケっとしているのは正常な脳機能です。ややこしいのでメカニズム的な事は書きませんが、男にとっては必要な事なんです。
男女の会話についての認識の違い
- 男は会話に『目的』や『結論』を求めます。
- 女は会話に『共感』を求めます。
この認識の違いは大きな問題だと思います。
その為、女性が『共感を求めて』話しているのに男は余計な事を言ったりします。
~例~
女性:「友達のAちゃんが、いつも自慢ばかりしてくるんだよねー。リアクションに困るよー。」
男:「じゃー遊ばなければいいじゃん。」
女性:「えっ…」
この場合、「うわー、自慢話に付き合わされるなんてメンドクサイね」くらいの感じでいいんですけど、男性は『そんな嫌な思いをするならそもそも遊ばなければいいのに!』と、余計な解決策の提案をしてきます。話に結論を求めてしまうからですね。
男は『嫌なやつとは付き合わない!』でいいけど、女性にはグループがあり、『嫌な人間でも多少は付き合っていかないといけない』ものなんですよね。
”男女の会話についての認識の違い”の対処法
男に共感を求めても、余計な返事がきます。
きちんと共感できる、女子力が高い男や、女心が分かる男であれば例に挙げたような話をしても大丈夫なのですが、そうでない場合はしない方がいいです…。
これは、お互いの為なんです…。すいません。
共感を求めたい話題は女性同士で話してもらえると助かります…。
男にその手の話をしたい場合は、ちょっと面倒くさいかもしれませんが、例に挙げたような話をする場合、「Aちゃんが、いつも自慢ばかりしてくるんだよねー。リアクションに困るよー。でもグループのメンバーだからねー、どうしようもないんだ…。」などと、我慢してまで付き合う理由まで話してもらえたら、共感した返事が来るかもしれません…。
-SPONSORED LINK-
女性が男に話す場合のポイント
ここまで、男女の考え方などの違いを書いてきました。
男の能力の低さゆえと認識していただき、海のように広い心で受け止めていただければ幸いです…。
しかし、考え方が違うからといって会話をしないようになるとそれこそ最悪な結末になります。
そこで、男に話す際のポイントを書いていきます。
話が出来る環境作りをする
男は少しでも暇な時間ができるとスマホでゲームをしたりボケっと考え事をしたりします。その為、話が出来る環境作りをすると男も話に集中しやすくなります。
その際、「カフェに入ろう。」ではイマイチです。男は目的を求める生き物ですので、『カフェでコーヒーを飲む事』が目的になります。(カフェで話しているのは女性が多いですよね。)
誘うべき場所は、
『居酒屋』
がベスト!
居酒屋では、お酒を飲むことが目的にはなりますが、お酒を飲みながらコミュニケーションを図る場でもあるので、話に耳を傾けやすい環境にあります。
大事な話であれば、酔っぱらう前にしてくださいね。
また、居酒屋に行くまででもないんだよねーってくらいの話であれば
- テレビを消す
- 食事に集中しなければいけない物を選ばない。
(殻をむくとかの作業が必要な物) - スマホを触らせない
- 体の向きを自分に向かせる
- 体に触れて、自分を認識させる
などの事を試してみてください。
話し方を変える
話の途中で、男が退屈そうにしていることってありませんか?集中を切らしてボーっと他の事考え出したり。
話している女子からすれば「ちゃんと聞けよヴォケが!!」ですが、
それには訳があるんです。
男女では、基本的な話し方が違います。
心理学的な話になるのですが、
- 女性は『クライマックス法』をよく使う。
- 男性は『アンチ・クライマックス法』をよく使う。
と言われています。
女性が良く使う『クライマックス法』とは、話の導入からキチンと順序立てて話し、最後にクライマックスが来る話し方です。
対して男が良く使う『アンチ・クライマックス法』とは、話の始めでいきなりクライマックスが来て、その後で話を補足していく話し方です。
例):『クライマックス法』
「昨日、Aちゃんとカフェでコーヒーを飲んでいたらさ、いきなり新しいバッグを見せびらかして自慢してきてさー!」例):『アンチ・クライマックス法』
「昨日財布落としてさー!5件も居酒屋ハシゴしてメチャクチャに酔っ払っててさー!」
このように、話の核となる部分が変わりますよね。『クライマックス法』は話の流れが分かりやすいのが利点ですが、クライマックスが最後に来るのでそこまで集中が持たない場合があります。
『アンチ・クライマックス法』は話の最初に話の核が来るので、相手の興味を引きやすいという利点があります。しかし、補足がうまくいかないと話のしまりが悪く、スベリます。(話のつまらない男は、この典型的なパターンです。)
このように、基本的な話し方の違いがあるので、男は女性の話を最後まで集中して聞く事が出来ないんですね。
なので、男に話しかける時は『アンチ・クライマックス法』を用いて話の最初で興味を引きつける方が効果的です。
プライドをくすぐる
男は子供なんですが、プライドだけは一丁前です。
プライドを傷つけられると怒ります。
女性からしたら本当に面倒くさいとは思いますが、グッとこらえてください。すいません。
ただ、その分プライドをちょっとくすぐられるとすぐにいい気になります。
これ、超絶大切なポイントです。
プライドをくすぐってやれば簡単にころがせます。
- ちょっと褒めてやるか。
- ちょっと頼ってやるか。
それだけで効果絶大です!
ブリッコ女子が男にモテルのは、これを効果的に使うからです。
「えーわたしできなぁーい!」「すごいですぅー」「たよりになりますぅ」
こんな単純な事で男は喜びます。書いていて悲しくなります…。
男との会話には『さしすせそ』が大事とも言いますね。
し:しらなかった!
す:すごい!
せ:センスある!
そ:そうなんですね!
ブリッコみたいな言い方しなくても、言い方は変えても大丈夫なのでとにかくプライドをくすぐってください。
男なんてチョロイですよ。
-SPONSORED LINK-
男に話を聞かせる方法のまとめ
以上、男女の違いと、男(彼氏・旦那)が話を聞かない理由と対処法を全ての男を代表して書かせていただきました。
改めて読み返すと、
完全に言い訳ですね。
すいません。
でも、男って本当にバカで子供なのでこれくらいのハンデはください。
やれ男尊女卑だ!やれ女尊男卑だ!とかなんとか言いますが、
女神男卑(じょしんだんぴ)が正解です。女は神です。女神です。
海であり、神である。=『テティス』です!(ギリシャ神話の海の女神)
この記事を読んでくださった全てのテティス様、哀れな男を温かい目で見守って下さいませ。
そして、その広く大きな心とお手で
転がしてください。
この話題については以上です!