昔は耳かきを自分でするように推奨されていましたが、今は『耳かきは必要ない!自分でしてはいけない!』と言われています。
その理由としては
- 耳の中を傷つける
- 耳垢を押し込んでしまう
- 耳垢は自然と出てくる
が挙げられるからです。
基本的に耳かきは必要ないのですが、耳の中が気持ち悪い時ないですか?
「うわぁー耳かきしたい…!」
と、強い耳かき衝動にかられる事ありませんか?
そうなると…やっちゃいますよね…?
そこで最適なのが
『耳かきカメラ』です!
※耳の中を実際に写した画像や動画があるので、苦手な人は見ないようにしてください。
綿棒を使って耳掃除した人の最悪のケース
ちょっと衝撃的な動画を貼ります。
この動画は、綿棒で耳かきをしていたせいで耳アカを奥に押し込んでしまい、耳の穴が完全に塞がってしまった人の治療の様子です。
『耳垢栓塞 (じこうせんそく)』と呼ばれ、強い閉塞感を感じ、耳鳴りや難聴まで出てしまうようです…。
ここまできたら耳鼻科でしか治療できません。
耳かきカメラの何がいいのか?
- 耳の中が気持ち悪い時
- 湿ったタイプの人
1,2の場合は耳かきをすると思いますが、耳垢を押し込まずにするには、耳の中を確認しながらするしかありません。
耳かきカメラであれば、耳鼻科でやってもらったり、人にやってもらわなくても耳の中をしっかりと確認しながらできます!

恥ずかしながら、私の耳の中です…
下に写る透明な膜が鼓膜なので、一番奥までしっかりと見えています。
耳垢が出る部分は耳の中でも『外耳道』と呼ばれるところだけなので、十分な範囲が見えていますね。
カメラで見れば『本当に耳垢がたまっているか』が分かります。
外耳道の表面はとても弱くすぐに傷が付いてしまうので、不要な耳かきはしない方がいいんです。
つまり私が思ういい所は、『耳垢を1つ残らずキレイに取れる事』よりも、『耳の中をしっかり確認できるおかげで不要な耳かきをしなくてよくなる事』です。
おススメの耳かきカメラ(Plaisiureux)
買う前に色々と調べたのですが、Plaisiureuxが性能と価格のバランスが一番良かったです。
ちなみに、Plaisiureuxの耳かきカメラには『5種類の耳かきセット』もありますが、追加の5本はカメラに付けることができないので、通常の方(↑)をおススメします!
サンコーの耳かきカメラとの比較
耳かきカメラが気になっている人は、テレビで紹介されたのを見た人も多いと思います。
テレビでは『サンコー』というメーカーの耳かきカメラがよく取り上げられているので、私も最初はそれを買おうとしていたのですが、Plaisiureuxと比較したらあまり性能が良くなかったんですよね。
【比較内容】
LEDライト:
焦点距離:
カメラ先端径:
重さ:
画素数:
防水防塵:
値段(変動あり):
【サンコー】
6灯
1.5㎝
5.5㎜
55g
30万画素
無し
2,980円
【Plaisiureux】
6灯
1.3~2.0㎝
5.5㎜
86g
100万画素
IP67
2,399円
このように、重さ以外はPlaisiureuxが勝っています。
Plaisiureuxの耳かきカメラを買った
いつもの楽天市場で購入!
セット内容・使用準備
段ボールを開封して出てきたのは、色味も味気もない箱です。ここでコスト削減をしているんでしょうね。
箱を開けると、スポンジが下に敷かれていていました。中はちゃんとしていますね!
広げるとこんな感じ↓
左から
- 説明書
- 本体(レンズキャップ・コード・USB・マイクロUSB付き)
- 耳かきアダプタ
- ストッパー
- (耳かき5本セット)
が入っています。
まず、レンズキャップを外してストッパーを付けます。
カメラの先の方と、耳かきアダプターがネジになっているので、クルクル回して取り付けます。
あとは、USBをスマホかパソコンに接続するだけで電源が供給されるので、アプリを立ち上げればすぐにカメラが起動します。
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アプリをダウンロード(Android・Windows)
説明書に載っているので省略しますが、アプリをダウンロードして、USBで接続したらすぐに使えます。
説明書に載っているアプリは『CameraFi』というものです。
使ってみた感じは可もなく不可もなくと言った感じでしょうか。
私が撮った画像も、このアプリを利用しています。ただし、アプリの権限にメールやアカウントの項目もあるので気になる人は他のアプリを使ってもいいかもしれないですね。
もし、他のアプリを探すなら、
で検索すると出てきます。
試しに『REALVISOR2019+』という他のアプリを入れて試してみましたが、それでも普通に使えました。
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耳かきカメラで撮影した実際の画像
色々撮影したので、どんな感じに撮れるかを載せていきます。
ちなみに、LEDライトの明かりはこれくらい↓
最大でも2㎝先を撮影するので、十分な明かりです。
カーペットを撮影してみたら、こんな感じに撮れました。
画像を圧縮しているので多少は鮮明さが落ちていますが、細かい繊維がしっかり見えます。
肌も撮影してみました!

30代男の腕の接写など、どこにも需要は無いでしょうが…
これくらいキレイに撮影できれば、女性が肌の様子をチェックするのにも使えるでしょうね!
耳垢もしっかり映ります。
ただ、カメラで見ると実際の大きさよりも大きく写って見えるので、耳の中を見て「うわっ!でっかい耳垢!」と思っても、いざ取り出してみると「小さっ!」となります(笑)
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耳かきカメラ『Plaisiureux』を使った感想。スッキリ&痛くない
最初に耳の中に入れる時はちょっと怖いですが、自分の耳の中を初めて見ると「もっと奥が見たい!」となってグイグイやってしまいます。ストッパーが付いているので入りすぎにはなりませんけどね。
耳の中を見ると思ったより多くの耳垢が見つかりますが、カメラで見ると実際の大きさよりも大きく見えるので取り出してみると少しガッカリします(笑)
それでも終わった後はスッキリしますし、何より
痛くない!
いつも耳かきをし終わった後は耳の中が少しヒリヒリしたり違和感が残ったりしていたんですが、カメラでちゃんと見てやるとそれがありません!
何でスッキリ出来るのか?【考察】
同じように耳かきをするにしても、耳かきカメラでやった後はスッキリ感が違います。
- 目で見て確認できるから?
- 小さい耳垢でも、毛に触れると違和感の元になっている?
- 奥に押し込むことが無いから?
- 後が痛くないから?
以上の4つが考えられますが、とにかくスッキリ出来るのでなんでもいいですね。
耳に水が入った時にも使える!
大人になると耳に水が入るような状況がほとんどありませんが、子供の耳に水が入った時はいいですね!
水が入った方の耳を下にして頭をトントンして水を出すのが一般的(?)ですが、あれは頭が痛くなってよくない…。水が入った方を下にして寝ておくという方法もありますが時間がかかるし…。
耳かきカメラでしっかり確認して、軽くつつけば水の膜が崩れて簡単に取れると思います。
耳の穴が小さくて心配な人におススメのカメラ
耳かきカメラ『Plaisiureux』は誰にでも使えるような設計になっています。
ただ、まれに耳の穴が物凄く小さい人もいます。綿棒がギリギリでしか入らないくらいの人とかですね。
そのような耳をした人では、『Plaisiureux』よりも細いものがいいかもしれません。
色々と調べたところ、値段は上がりますが4.3mmと3.9mmのがありました。
値段や性能・対応OSも製品ごとで違うので、確認してから購入されるようにお願いします。
耳の穴が普通で、AndroidやWindowsを利用の方であれば、『Plaisiureux』がおススメです。