前十字靭帯断裂などの、膝の靭帯損傷をした時に使う装具【DONJOY:ドンジョイ】
なかなかなお値段がする装具です。
「膝の具合もだいぶ良くなってきたし、徐々にスポーツ復帰の時期だな!でもまたケガするのが怖いからドンジョイを着けてやりたい!」
と思い、実際にスポーツに使う方法を試したので、その方法と検証結果をお伝えします。
陸上やスケボーなどの、『人とぶつかる心配』がないスポーツは、正しく着けさえすれば大丈夫です。
↓

DONJOYをスポーツで使う
ドンジョイには優れた固定性があります。
スポーツに復帰してすぐの頃は再断裂の恐怖がかなり強いと思いますので、ドンジョイを着けながらプレーする事をお勧めします。
私はサッカーをしているので、プレー中はダッシュ・ジャンプ・シュートなど膝の瞬間的な動きが多くありますが、ドンジョイを正しく着ければこれらの動きを制限することは、ほとんどありません。
サッカー以外では試してはいませんが、バスケ・バレーなどの他のスポーツ動作でもほぼ問題ないと思います。
ところが、ドンジョイを付けながらスポーツをするには問題点があります。
-SPONSORED LINK-
スポーツする上での問題点
それは、
金属丸出し!
金属が丸出しになっているので、人にぶつけてしまうと
ケガをさせる
恐れがあるんですね…。
素晴らしい固定器具なのにもったいない。
10万円以上もするのにもったいない。
サッカーやバスケ、バレーなどのチームスポーツでは、必ず誰かと接触します。
その時に自分のドンジョイで接触した相手にケガをさせてしまうんです。
自分の膝を守るために、人をケガさせてしまっては意味がないですね。
そこで知り合いの装具屋さんに相談したところ、いい物を紹介してくました!
DONJOY BRACE COVERを使えばいい!
ドンジョイの上に着けるカバーです。
こんな感じで金属剥きだしなのが↓
こうなります!↓
全体をしっかり覆ってくれる。
ドンジョイ専用に作られているので、金具のある所は厚い生地。金具の無い所は薄い生地とキレイに作り分けられています。
全体が分厚い訳ではないので、膝の曲げ伸ばしも簡単!
裏地は
こんな感じ。素材はウレタンかな?適度な弾力があり、ぶつかっても大丈夫そうなしっかりとした作りです。
四つ折りにすると良く分かります。
ペラペラでは無いので、安心感がありますね。
着けたらゴツクなっちゃうのは欠点…。
それだけしっかり固定してくれているという事ですから、あまり気にはしてはダメだな。。
でも、これを使ってプレーすれば、よっぽど激しくぶつからない限り他の人をケガさせる心配はなさそうですね♪
-SPONSORED LINK-
使用環境
これが『試合で使えるかどうか』って、重要になってくると思います。
ずばり言うと
.
.
.
使えません!!
ドンジョイは装具であってサポーターではありません。
サポーターでも、金属の支柱の物は試合では使えませんね。
私は社会人サッカーをしているのですが、地域リーグの底辺リーグで規制が緩かった為、公式戦で
使えました!!
ただし運営側の許可・審判の許可・相手チームの許可をもらってですけどね。本当ならダメです。
本当はまだ公式戦には出たくなかったけど、人数が少なくて仕方なく出た形なんで、ほとんどボールを触っていません。↓

今回は使えましたが、今後は使えない事も考えられるので、今後のために試合用にはサポーターを買いました! (怖い間は練習中にはドンジョイを使おうかと思っています)
↑これ。
むちゃくちゃいいです!さすが日本シグマックスさん。
この商品についてはまたそのうち書いていこうと思っています。
数あるサポーターの中でもこれがやっぱりおススメですね。
ザムストの、あまりの固定の良さ&軽さに、現在では練習でも使っています。

まとめ・購入方法
- 復帰すぐに着けるのはドンジョイが良い
- ドンジョイを着けながらスポーツするのは、再受傷のリスクを減少出来る
- 着けてスポーツするならカバーが必要
- 試合復帰までの練習で使うのが最適
- 試合に出るなら別にサポーター(上の画像のがおススメ)を用意する
- 前十字靱帯断裂の再断裂のリスクは甘く見ない方がいい
私は装具屋さんから借りられた(自分が理学療法士で、装具屋さんと知り合いだから?)ので良かったのですが、購入するには装具屋さんを通して発注をかけてもらって買うか、運良く在庫があればアマゾンでも買えます。
一度断裂した前十字靱帯は、元の強度には戻りません。
そのためにもしっかりとサポートしてあげる必要があります。
再断裂しないように気をつけながら、スポーツ楽しみましょうね♪
「50歳までサッカーしてやるー!!!!」
この話題に関しては以上です!