前十字靱帯断裂(ACL断裂)からのスポーツ復帰!~サッカーはやっぱり楽しい~

どうも、2016年11月に右膝の前十字靱帯断裂をしちゃったノータです。

ケガについての詳しい事は割愛しますが、簡単に言うと、サッカーの試合中、着地時に右膝を捻ってケガしてしまったんです。

11月にやってしまい、12月に手術をし、
2017年9月4日、ようやくスポーツ(サッカー)に復帰しました!

この記事を読まれている人は、『ACL断裂してからどんな感じでスポーツ復帰までいったかな?』という疑問を持たれている人が多いと思いますので、その経緯を書いていきます。

私の職業は『理学療法士』で、リハビリの専門職です。
ACL断裂についても、専門的な知識を持っています。
いつもはリハビリする側が、今回はされる方に回ったんですね。笑えるー…

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ACL断裂からスポーツ復帰まで

ケガをしてすぐは、とにかく手術の事で頭が一杯でした…。
膝の前十字靱帯は切れると、とにかく厄介なんです。

く斜線している所が前十字靱帯です。

ケガについてはここでは詳しく書きませんが、切れると、とにかく膝がグラグラになっちゃうんです。切れたままでは日常生活でも不便が生じる事が多く、よっぽど日常の動きの少ない人(高齢者)以外はほぼ手術をします。

私もケガをしてから約1ヶ月後に手術をしました。

 

手術してから

※手術翌日の写真

手術した後は入院生活。
制約も多く、足を地面につけることすら禁止。歩くのはもちろん禁止。車イス生活で辛かった。

トイレに行くのも禁止で、
尿瓶(しびん)

 ↑こんなの

を使ってました。
若い女の看護師さんに、溜まった尿を捨ててもらうのは恥ずかしかったー////

数日後に頼み込んで松葉杖を使う許可をもらい、片足歩きだけどどうにか歩く事は可能になりました!

トイレに自由に行ける喜びを感じていたなー。

さらに数日後からは、少しずつ足を地面につけて、手術した方の脚にも部分的に体重をかけていいようになり、徐々に歩きやすくなりました。

そして、手術から10日で退院

本当は「1か月くらい入院しなさい」と言われたけど、一応、理学療法士ですから何が良くて何がダメかは分かっています。入院費が馬鹿にならないので、退院しちゃいました。

手術から20日くらいで復職。(デスクワークのみ)

有給も捨てるほど残っていたから休みたかったけど、病院勤務なので同僚もプロです。『デスクワークならできるでしょ?』って雰囲気が凄く、嫌々復職。(本当だったらまだ入院している期間なのに…)

そこからはとにかくリハビリの日々でした。
このブログを始めようかなーと思い出したのもこの頃から。実際に始めたのはまだ先の話だけどね。とにかく暇で。

毎日毎日、地味なリハビリを自分一人で黙々とやっていました。

術後1ヶ月で松葉杖を外して歩けるようになり、術後4ヵ月でジョギングが開始になりました。

この頃は、歩く時には痛くないのに、軽くでも走ると痛い状態でした。筋力低下と膝の皿周りの皮膚やスジ等が癒着して硬くなっていたせいなんですけどね。

術後6カ月でダッシュやジャンプがOKに!でも直線のみ。ターンなどの複雑な動きはまだダメとの事…。

術後7か月でボールを軽くなら蹴ってもOKに!シュートはまだダメだし、ターンもダメ…。でも、一応チームの練習は参加しました!

『正しく着ければ、サッカーしてもDONJOY装具はズレない』という事も確認もできたし、良かったかなー。

【プロが語る】DONJOY(ドンジョイ)装具のずれない着け方・装着方法【前十字靱帯(ACL)断裂での手術とリハビリ体験記】
『ドンジョイ装具の着け方』を解説しています! サッカーみたいな激しいスポーツをしてもズレないくらいしっかりとした着け方なので、ドンジョイ仲間の参考になると幸いです。

 

まぁ、医学書通りの進行具合です。

病院によってはもっと早く色々させる所もあります。

 

で、運命の8ヶ月後

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競技復帰OKが!!

手術から8か月で競技復帰OKとなりました!

 

でも、実は、競技復帰OKが出る前から試合には出てたんですよ。

6月位の、直線しか走る事しか許可が出ていない時の話です。

再発が怖いし出たくはなかったんです…。でも、チーム事情のせいで…。

試合なのに7人しか集まらず、「とにかくフィールドに立つだけでも頼む」と言われ、出ました。
チームには私へのパスは禁止という条件で。
ポジションはFW。相手のDFにプレッシャーをかけに行くのが私の役目でした。
全く走らず、歩いて近づいてくる私は、相手からしたら不気味だったはず。(お笑い芸人のオードリー春日の感じ)

試合は、私を入れての8人に対して相手は11人。アホかと言いたくなるくらい攻められまくりました。

でも、相手も舐めてかかったんでしょう。外す外す。
打つシュート全部、明後日の方向に飛んでくれて、奇跡的に無失点でした。
逆に、こっちは一本だけあったチャンスでPKをもらう事が出来、1-0でなぜか勝てました!

 

そんなこんなありつつもリハビリは続けていて、膝の違和感もほとんど無し。ダッシュも出来るしターンも全力ジャンプもステップも出来るようになり、

手術から約9ヶ月後、
きちんと復帰しました!

まぁ、練習からですけどね。

 

久しぶりのサッカー

久しぶりの練習は、念のために装具をつけながら参加しました。主治医からは「着けなくていい」って言われているんだけど、念のために。

前日にサポーターを通販で買ったけど、まだ届かないしね。

練習は一通りちゃんと出来ました!本当に嬉しかったなー!!
リハビリでやっていたランニング10キロ・坂道ダッシュが効いたような気がします。

サッカーをやれたことも良かったけど、チームメートとわいわい出来たのも良かった!
サッカーの良さは、チームでするスポーツなので仲間がいる事ですね。
そこも再確認できたような気がします。

 

気持を書くだけなのに長々とスイマセン。最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

 

試合や練習中はサポーターが欠かせません。無くても出来るけど、再断裂のリスクを考えると、マストです!

サポーターは、ザムストが圧倒的におススメです!

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この話題に関しては以上です!