【プロが語る】DONJOY(ドンジョイ)装具のずれない着け方・装着方法【前十字靱帯(ACL)断裂での手術とリハビリ体験記】

ドンジョイ装具のズレない着け方

今回は、ずれやすいと評判(?)のDONJOY(ドンジョイ)装具のずれない着け方を理学療法士の私、ノータが解説していきます!

昔からある装具なのに、ズレないつけ方の情報が無かったので、ドンジョイ仲間のためにここで情報の共有をしていきます!。

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前十字靭帯の手術についての記事を書いてから、この記事を書くまでにだいぶ時間があいてしまいました。
それは、実際にボールを蹴ったり・ダッシュ・ドリブルする動作でドンジョイがずれないかの検証をしっかりとしたかったからです。

そして、ようやく本日、練習に参加してきました!
とは言っても、皆の練習には入らずに、ランニング・ダッシュ・ドリブル・パス・ロングパスだけですけどね。まだ主治医から、それ以上の動作は許可が出ていないので、もっとやりたい気持をグッと抑えての練習でした。(現在、術後約7か月です)
来月から、少しずつゲーム形式の練習にも参加予定です。

追記:
ゲーム形式の練習にも参加しました!正しい着け方だと、激しい動作でもほとんどズレませんでした!!

 

DONJOY(ドンジョイ)のずれない着け方

全くずれない訳ではありませんが、今日やった3時間半の間に着け直す事はありませんでしたので、大きなずれじゃありません。

DONJOY(ドンジョイ)とは?

中度~重度の膝の靭帯損傷用硬性装具で、水に強いため海水での使用も可能です。つまり、水洗いができます!!

また、バンドを止める順番に番号シールが貼られているのも特徴ですね。

※この①~⑤の番号は、後の解説の番号と同じです。

 

私の使用しているDONJOYは『4TITUDE』という種類です。着け方次第で膝の4本ある靱帯すべてをカバーする事が出来ます。ドンジョイには色んな種類がありますが、考え方は同じですのでご心配なく。

ズレない着け方

ここでは、前十字靱帯(ACL)を保護する目的で着ける場合の装着方法について解説します。後十字靱帯(PCL)等に対して着ける場合は着け方が変わりますが、考え方は参考になるとは思います。

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着け方0

まず初めに、全部のバンドを折りたたみます。

こうする事で、着ける際に着けやすくなります。毎回外す時に、折りたたむ習慣をつけるといいですね。

ドンジョイをつける際は、必ず座って着けてください。
次に、膝を45度くらいに曲げます。

ドンジョイを足に通します。

ドンジョイの位置を調整します。

膝の皿の真ん中から2~3cm上に、左右のヒンジが来るようにします。

※説明書ではもっと上(皿の上から2~3㎝上)に合わせるように書かれていますが、知り合いの装具屋に聞いたら「この位置の方がいい」との事です。
自分でも両方の位置を試しましたが、この位置がベストでした。

着け方①

位置をずらさないように①のバンドを留めます。
軽く留めてから位置を再調整し、それからギュッと締めたらやりやすい。

着け方②

位置がずれないように気をつけながら、②のバンドを留めます。
キツクしないのがポイント。

※撮影の関係上、片手でしていますが、左右のヒンジを両手でずらすほうがいいです。

軸の位置がずれないように気をつけながら③のバンドを留めます。
※ここはキツメに!

着け方④

ヒンジを今度は前にずらします。

※撮影の関係上、片手ですが両手で左右を同時にずらしてください。

その位置からずれないように気をつけながら④のバンドを留めます。

※このバンドは最重要箇所です。キツメに留めてください。

着け方⑤

ヒンジをまた後ろに押しながら、⑤のバンドを留めます。

※こんな感じで後ろにずらす。大きくは動きません。

着け方⑥

ここまで来たら、ほぼ終わり。
⑥のバンドは無くてもいいです。着けないと邪魔になるので、軽ーく留めます
これをキツクしてしまうと、ドンジョイがずれる原因になります!!!
これも大きなポイントです。

完了!

装具の軸が膝の軸よりも後ろに来ています。

しゃがみ込みもバッチリ!!

まとめ(ポイント)

  • 装具の位置をしっかり合わせる
  • ①はちょいキツメ
  • ②は軽め
  • ③はキツメ
  • ④もキツメ
  • ⑤もキツメ
  • ⑥はゆるゆる
  • ヒンジの位置を後ろ→前→後ろにずらす事をちゃんとする
  • 膝の軸より後ろにくるように
  • ずれる原因で多いのは、②⑥をキツクするせい

このやり方で着けて、サッカーした後。

※変な日焼け後防止のためにタイツ着けています。

少しだけ下がっていましたが、膝の皿の中心とヒンジの位置が同じ位置程度まででした。
この位置なら、しっかりとDONJOY(ドンジョイ)装具の機能が発揮できます。

全く問題無く使えました。

 

着け方は、慣れるまでは慎重にしてください。慣れてしまえば簡単にできます。

まだ可動域制限がある人(膝の動きが悪い人)でも、同じように付けてください。

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最後に(検証)

現在では、手術後に装具を使わない病院もあります。これは、病院の考え方・医師の考え方の違いによるものです。

私は装具はしっかり着けるべきだと思います。

恐怖心も違うし、何よりも再受傷のリスクは減りますからね。

着けていてストレスがあるのは、着け方に慣れていないだけです。慣れれば全く気にならなくなります。

一生着ける物でもないですし、必要な期間はしっかり着けてくださいね。

 

「ドンジョイが外れた後のサポーターはザムストをお勧めします!」

というより、これ一択ですね。

購入の際のポイントなどを解説していますので、そちらもお読みください!

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この話題に関しては以上です!